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法然上人四十八巻伝(継続中)
浄土宗の宗祖・法然上人の生涯を描いた絵伝の詞書を少しずつ読み解く連載。
- 法然上人四十八巻伝について新シリーズです。法然上人の国宝の伝記で四十八巻もの大部の絵巻物『四十八巻伝』について少しずつ紐解く予定です。
- 法然上人四十八巻伝 第一巻 誕生〜父の死法然上人の伝記の第一巻です。ご誕生から、お父様の死まで。
- 法然上人四十八巻伝 第ニ巻 定明の往生〜出家、比叡山へ若き日の法然上人が出家する場面も、ドラマティックです。
- 法然上人四十八巻伝 第三巻 比叡山での師匠 源光、皇円、叡空法然上人は比叡山で秀才の誉れも高く期待されますが、隠遁を志されます。
- 法然上人四十八巻伝 第四巻 法然上人、南都にて道場破り?12年の山籠りを終えて、法然上人は求道の旅に行きます。
- 法然上人四十八巻伝 第五巻 法然上人は天才症候群?法然上人は、様々な仏教に通じておられました。
- 法然上人四十八巻伝 第六巻-① 浄土宗開宗、法然上人の住まわれた場所法然上人がついに浄土宗を開宗なさいます。
- 法然上人四十八巻伝 第六巻-② 三学の器者にあらず法然上人は、凡夫こそが救われる教えを切り開いてくださいました。
- 法然上人四十八巻伝 第七巻 諸宗に通じ、念仏で三昧を得る法然上人は諸宗に通じておられました。また、念仏によって様々な不思議が起こりました。
- 法然上人四十八巻伝 第八巻-① 法然上人の不思議三昧を得たあとの法然上人は、様々な不思議がありました。
- 法然上人四十八巻伝 第八巻-②九条兼実の帰依法然上人の最大の外護者、九条兼実が見た法然上人の奇瑞です。
- 法然上人四十八巻伝 第九巻-①如法経写経法然上人は天台宗の僧侶のなかで、一目置かれる存在でした。
- 法然上人四十八巻伝 第九巻-②如法経写経_紙迎え、水迎え如法経写経の詳細、第2回目です。
- 法然上人四十八巻伝 第九巻-③如法経写経_16人、1日で書写いよいよ写経が書かれます。もちろん書かれたのは法華経です。
- 法然上人四十八巻伝 第九巻-④如法経写経_横川へ奉納完成した如法経写経を比叡山の横川へ奉納します。
- 法然上人四十八巻伝 第十巻-①高倉天皇、後白河法皇への授戒2人の天皇へ授戒をなさります。
- 法然上人四十八巻伝 第十巻-②後白河法皇の崩御後白河法皇の臨終に法然上人が立ち会った、というのはファンタジーかもしれません。
- 法然上人四十八巻伝 第十巻-③一人称の念仏と六時礼讃後白河法皇のご回向に念仏を用いることを、法然上人はお叱りになります。
- 法然上人四十八巻伝 第十巻-④浄土三部経の如法経写経法然上人は浄土三部経の写経による追善の方法をお示しくださりました。
- 法然上人四十八巻伝 第十一巻-①九条兼実のこと法然上人最大のパトロン、九条兼実公についてお話しします。
- 法然上人四十八巻伝 第十一巻-③『選択本願念仏集』について法然上人の主著『選択本願念仏集』についてお話しします。
- 法然上人四十八巻伝 第十一巻-②九条兼実について九条兼実公について調べました。
- 法然上人四十八巻伝 第十二巻「月卿雲客帰依」-①藤原経宗、兼雅貴族たちも法然上人に帰依します。
- 法然上人四十八巻伝 第十二巻「月卿雲客帰依」-②藤原隆信、左大臣たちの往生高官の貴族たちも法然上人に帰依します。
- 法然上人四十八巻伝 第十三巻① 聖護院無品親王(むほんしんのう)静恵(じょうえ)の往生身分の高い法親王も最期に法然上人に助けを求めます。
- 法然上人四十八巻伝 第十三巻②比叡山竹林房 静厳(じょうごん)法印の質問比叡山の高僧も、法然上人に教えを乞います。
- 法然上人四十八巻伝 第十三巻③清水寺の不断念仏清水寺が日本最初の不断念仏道場になったのは、法然上人のおかげです。
- 法然上人四十八巻伝 第十三巻④師・叡空の弟子入り法然上人の比叡山での師匠であり育ての親である叡空が、法然上人に弟子入りします。
- 法然上人四十八巻伝 第十三巻⑤大勢の師の弟子入り天台密教の師匠たちも法然上人の弟子となります。
- 法然上人四十八巻伝 第十三巻⑥藤原宗貞夫婦の堂供養法然上人にお堂を供養してもらいたい夫婦の話です。
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻①天台宗の顕真、法華堂に入る今回から大原問答の巻になります。
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻②顕真法印、法然上人と対談す往生浄土の方法について、顕真は法然上人にお尋ねします。
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻③大原問答の参加者たち法然上人が世に出ることとなった討論会、大原問答の参加者を紹介します。
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻④大原問答の参加者たち その2大原問答に集った人たちをリアルに考えてみます。
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻⑤大原問答本編大原問答の中身と、参加者のその後の行動についてお話しします。
- 法然上人四十八巻伝 第十三巻3.5清水寺について清水寺のときにアップし忘れていた法話がありました…
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻⑥顕真の、叔母尼への手紙念仏の一行は一切の行を含む。顕真の、叔母尼への手紙は非常に大切なことが綴られます。
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻⑦叔母尼への手紙ー毘沙門天の守護念仏をする人を毘沙門天様は守ってくださるそうです。
- 法然上人四十八巻伝 第十四巻⑧五つの房舎と阿弥陀仏号大原問答を経て、顕真法印は大原の勝林院に五つの房舎を建てて大原を念仏の聖地に、大仏勧進の聖・重源は阿弥陀仏号を考えついて人々に授与するようになります。
- NYについて/法然上人四十八巻伝 第十四巻⑨顕真の最期来週の法話の方針と、顕真法印の最期、常におっしゃっていた言葉をお話しします。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻②聖真子への別時念仏慈円は大勢の門弟たちを連れて、比叡山の横川で、比叡山の守り神・聖真子へ七日間の別時念仏を行いますが、邪魔も入ることなく尊いことと讃えられました。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻①慈円について慈鎮和尚(じちんかしょう)慈円は九条兼実の弟で、法然上人より22歳も若い人物でした。四度も天台座主となり、才能も秀で、人望も厚く、隠遁させてもらえない立場でしたが、法然上人の教えに救われていました。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻③四天王寺、絵堂の再建_概略慈円様は晩年、聖徳太子様の絵堂を再建なさいますが、それだけでなく九品往生の絵も描き加えなさります。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻④四天王寺絵堂_上品上生-智覚禅師上品上生を遂げた方というのはほとんどいないそうです。お釈迦様に次いで成し遂げたのが、智覚禅師だそうです。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻⑤四天王寺絵堂_上品中生-尼善慧上品中生で極楽往生を遂げられた尼善慧が去った道場には、大きな蓮の花が咲いていたそうです。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻⑥四天王寺絵堂_上品下生-藤原忠季貴族の藤原忠季(ただすえ)は、夢に見た通りの上品下生で極楽への往生を果たされました。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻⑧四天王寺絵堂_中品中生-藤原義孝法華経の行者だった若い貴族は、夢の中で友人と歌のやり取りをしました。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻⑦四天王寺絵堂_中品上生-太原の沙弥河原で砂にたくさんの阿弥陀様を描いていた若い僧侶は、洪水に呑まれましたがそのまま極楽へ辿り着いたそうです。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻⑩四天王寺絵堂_下品上生-釈法敬釈法敬は、浄土の音楽を聞いて往生を遂げ、13年後に仲間の僧侶(浄土寺の維那)のところに報告に来ます。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻⑨四天王寺絵堂_中品下生-沙門智縁親鹿が子鹿を守る姿を見て出家した智縁は、九品往生の瞑想を毎日6回修行して、見事中品下生を果たしました。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻11四天王寺絵堂_下品中生-覚真阿闍梨覚真は閻魔様に祈願して、自分の死期を知り、不思議な夢で下品中生を遂げることを知っていました。そしてその後30年間法華経を唱え続け、最期には確かに往生を果たしたのでした。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻12四天王寺絵堂_下品下生-釈恵進盗賊に恥の心を目覚めさせた釈恵進は、最期に望みどおり下品下生を果たしました。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻14四天王寺絵堂_慈円の死後の言葉晩年、念仏信仰に打ち込んだ慈円はその死後、ある人の夢に現れ、念仏こそが身を救うとお告げになりました。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻13四天王寺絵堂_慈円による銘文慈円がなぜ九品往生の絵を描いたのか、想いが語られます。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻15良快、念仏を勧める①慈円の甥、良快はその著『浅近念仏抄』の序文で、地獄の苦しみを述べます。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻16良快、念仏を勧める②良快は引き続き、序文で畜生や人間、天界の無常を説きます。
- 法然上人四十八巻伝 第十五巻17良快、念仏を勧める③良快の『浅近念仏抄』序文の紹介、最終回です。
- 法然上人四十八巻伝 第十六巻1明遍、東大寺から光明山寺へ真言僧・明遍も法然上人の教えを受けます。明遍の父は保元の乱で打首にされた藤原通憲(信西)、明遍も18歳にして島流しを経験します。
- 法然上人四十八巻伝 第十六巻2 高野聖の祖、明遍南都系の念仏行者だった明遍は、オールマイティな学僧であり、高野聖の始まりのころの清僧でありました。
- 法然上人四十八巻伝 第十六巻3明遍、法然上人の夢を見る法然上人の『選択本願念仏集』を読んだ明遍は、その夜の夢に、四天王寺の西門で重病人たちにおもゆを施す法然上人の夢を見ます。
- 法然上人四十八巻伝 第十六巻4 聖徳太子と善光寺如来の手紙四天王寺は聖徳太子様が七日間の念仏をなさった最初のお寺。聖徳太子様と善光寺如来様が、秘密の手紙のやりとりをなさった、という言い伝えがあります。
- 法然上人四十八巻伝 第十六巻5 明遍、法然上人に質問する法然上人にお会いするために四天王寺に立ち寄った明遍さんは、挨拶もせずに質問して、挨拶もせずに去って行きました。
- 法然上人四十八巻伝 第十六巻6 明遍、百万遍念仏をはじめる明遍は、数珠を速く繰って百万遍念仏をなさっていた行者に教えられて晩年、自分も百万遍念仏に打ち込みます。#法然上人四十八巻伝 #明遍
- 法然上人四十八巻伝 第十六巻7 明遍の臨終明遍僧都は法然上人の遺骨を肌身離さずお持ちだったそうです。臨終も念仏を唱えながらの大往生でした。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻1安居院(あぐい)の聖覚法印安居院の聖覚法印は、藤原通憲を祖父に、お説教が素晴らしかった澄憲を父にもつ、説教の名手でした。明遍僧都は叔父にあたります。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻2聖覚の書『唯信抄』①聖覚法印と親鸞さんは6歳違いの兄弟弟子で、念仏への信心を重視する点で心が通い合っていました。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻3聖覚の書『唯信抄』②聖覚法印は、広く天台宗の教えを知っていながら、短いこの世の人生で、ひたすら阿弥陀仏様の本願の念仏を修行することを多くの人々に勧められました。その様子を法然上人は目を細めてご覧になられていました。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻4聖覚、法然上人の瘧病(おこりやまい)を治療す聖覚は法然上人のご病気(マラリア)を、祈祷によって治されます。祈祷本尊として善導大師の掛軸が用意され、良い香りが盛んに満ちたそうです。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻5聖覚、但馬宮へ念仏往生の教えを伝える但馬宮(雅成親王)は承久の乱後の流罪地で念仏往生について疑問があり、聖覚がそれに的確に答えます。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻6 後鳥羽院、聖覚の導きで念仏信仰に入る法然上人の念仏信仰を弾圧した後鳥羽上皇は、承久の乱後に隠岐へ流罪となり、最期には聖覚に教えを乞い救われていきました。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻7 聖覚、法然上人の三回忌に真如堂で七日間の融通念仏を行う聖覚法印は、法然上人の三回忌の追善として、大勢の僧俗を集めて真如堂で七日間の融通念仏を行いました。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻8 聖覚の説法を聞いて九州まで確認に行った入阿上人敬蓮社入阿入西上人は、聖覚の説法により自分の学んだ一念義の教えに疑いを持ち、鎮西(九州)に行って聖光房弁長上人に深く学んで一念義を捨て、正しい法然上人の教えを広める弟子となります。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻9 聖覚の臨終念仏聖覚の話を聞いて九州に行った入阿が学んだのは、他念義ではなく鎮西義でした。聖覚は天台宗の高僧でしたが、最期臨終の間際で、座って合掌し、念仏して往生を遂げたのでした。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻10 上野の明円、聖覚の夢を見る上野の国の明円という僧侶は夢に聖覚法印が出て来て念仏を勧められます。目が覚めてあちこちで訊ねて、京都の高僧ということがわかり、安居院へと訪ねます。
- 法然上人四十八巻伝 第十七巻11 上野の明円、聖覚の墓を参る不思議な夢のご縁で、明円の一族の念仏聖たちと、京都の説教の名手、聖覚の一族はずっと繋がり続けたそうです。#法然上人四十八巻伝 第十七巻 #聖覚
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻1 法然上人の教えの詰まった十八巻第十八巻は、法然上人の念仏の教えについて正面から取り上げています。全3段で、第1段が法然上人の主著『選択本願念仏集』からの抜粋。第2段が『往生大要抄』から三心について。第3段は、女人往生について述べられています。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻3 道綽の仏法理解「聖道門と浄土門」法然上人と道綽禅師は、ざっくり500年ほどの時代のずれがありましたが、仏法が廃れていく「末法」を目の前にして危機意識を持たれたということは共有していたのです。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻2 選択本願念仏集 第一章 道綽の『安楽集』より法然上人の編集力によって、お経や論書から様々に引用されて『選択本願念仏集』という本は書かれました。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻4 末法の原典『大方等大集経』について末法が最初に出てくるお経『大方等大集経』は中期大乗経典のひとつで、中国仏教で『般若経』や『涅槃経』と並んで五大部に数え上げられるほどの重要な経典です。空観にのっとった菩薩の修行だけでなく、陀羅尼を重視して密教化していく過渡期を示す、六十巻にも及ぶ大規模なものです。その最後の方に、五百年ごとに時代が悪くなる5段階の考え方として、末法思想の始まりが見られるのです。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻5 五五百歳思想、末法思想、五濁について末法という考え方は、『大方等大集』の五五百歳思想にはじまり、3区分の末法思想に変化します。五濁という考え方も、はじまりはすべて「世も末」という絶望感から、さらに未来を予見して生まれました。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻6 大乗の教えも小乗の教えも実践できない凡夫道綽禅師は大乗仏教も小乗仏教も学ばれて、それでも凡夫には救いがない、と見抜かれたのでした。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻7小乗の教えの10の煩悩小乗仏教の阿那含(アナゴン)、阿羅漢(アラカン)になるために断ち切るべき煩悩が5つづつ出てくるのですが、普通に無理ですね…。こんな厳しい修行が出来ていた時代が、本当にあったのでしょうか。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻9 曇鸞 仙人から極楽へ曇鸞は若い頃に空の教えを学びますが病気になり、療養のために仙人の術を学ぶようになります。しかし寿命がいくら延びても最後は輪廻に帰っていくことを嘆き、『観無量寿経』に出会って念仏一筋に生きるようになりました。#法然上人四十八巻伝 第十八巻
- 法然上人四十八巻伝 第十八巻8 浄土門のすすめは道綽の心の叫び「あらゆる修行ができない、悪しかおこなえない者でも、極楽への往生を願う心さえあれば救っていただける」これこれが道綽禅師が浄土門を建てた理由です。#法然上人四十八巻伝 第十八巻