← 弥陀讃堂ホームへ
10/18(日)住蓮安楽の物語事前予約制・各回50名
お申し込み
❖住蓮上人 安楽上人 八百二十回忌 記念再演❖
住蓮・松虫・後鳥羽院・安楽・鈴虫
絵解き(えとき)公演

住蓮安楽の物語
WWダブルダブリューとGジーの悲劇ひげき

立場が違えば、悲劇の見え方も変わる。
﹅ ﹅ ❁ ﹅ ﹅
2026年10月18日(日) 京都・安楽寺
午前の部 10:00〜12:00 / 午後の部 13:30〜15:30
※9:00〜 本堂にて追善法要(どなたでもご参詣いただけます)
ご予約はこちら

概要

承元元(建永二)年(1207)、念仏に生きた二人の僧、住蓮と安楽は処刑された。 その教えに導かれた宮廷女房の松虫姫と鈴虫姫、怒りの中心にいた後鳥羽院。

三者それぞれの視点から、一つの法難を照らし出す絵解き。

本年、住蓮上人・安楽上人の八百二十回忌にあたり書き下ろされた本作を、 両上人ゆかりの安楽寺にて特別再演いたします。

見どころ

01

多声的な構成

一つの事件を、加害者・被害者という単純な図式に還元せず、三者それぞれの内的論理から描く、絵解きとしては挑戦的な構成です。

02

複数の伝記の考証

従来、伝記によって諸説あった住蓮安楽の出生や処刑地などについて、安楽寺先住職の研究における新知見を織り込みながら、整合性のある台本へと昇華させました。

03

独り芝居としての絵解き

絵を指し示す一般的な絵解きの形式とは異なり、絵を離れ、それぞれの登場人物になり切って語る独り芝居のようなスタイルで上演されます。

登場人物

住蓮
W
住蓮

奈良出身。近江八幡の馬淵で処刑されたという

安楽
W
安楽

美声で名をはせた。六条河原で処刑。30代の若さだった

松虫姫・鈴虫姫
W
松虫姫・鈴虫姫

後鳥羽院に女房として仕える姉妹だったが出家。悲劇の始まり

後鳥羽院
G
後鳥羽院

新古今和歌の編纂のための熊野御幸より帰り、姉妹たちの出家を知り、激怒する

演者について

桝田英伸

桝田英伸(ますだ えいしん)

浄土宗僧侶・絵解き師。2025年3月、ニューヨーク・コロンビア大学にて聖徳太子絵解きを披露。比叡山元三大師堂での往生要集地獄極楽絵解き、中之島香美術館や龍谷ミュージアムでの企画展絵解きのみならず、大阪・三角公園や東京・三軒茶屋での辻絵解きなど、寺院内外を問わず活動を重ねてきました。

個性豊かな絵解き師集団「三河すーぱー絵解き座」に所属するほか、女性絵解きユニット「椿三比丘尼」では台本・作画・演出を担当。

これらの絵解き活動を軸に、動画・法話(Podcast)・講座を組み合わせて仏教をわかりやすく伝える「弥陀讃堂」を主宰しています。

当日の流れ

9:00〜本堂にて追善法要(住職・英伸)
10:00〜12:00午前の部:前説(先住職)/絵解き/後説(英伸)
13:30〜15:30午後の部:前説(先住職)/絵解き/後説(英伸)

料金・ご予約

会場安楽寺(京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21番地)
開催日2026年10月18日(日)
志納料2,000円〜(当日、会場にて集金いたします)
予約事前予約制です。下記の申し込みフォームよりお申し込みください。
定員各回50名・自由席
お問合せsoryoeishin@gmail.com
弥陀讃堂 お問い合わせフォーム
Googleフォームでお申し込み

Peatixでもイベント情報をご覧いただけます(お申し込みは上記Googleフォームをご利用ください)
peatix.com/event/5138308 →

推薦の声

推薦
住蓮・安楽/松虫姫・鈴虫姫の寺が絵解かれて聖地となる

日本仏教史上に名高い「承元の法難」。この事件により法然上人と親鸞聖人の師弟は配流され、それぞれ浄土宗・浄土真宗の始まりを画する原点となった。しかしその陰で、迫害の矢面に立ち、処刑されて殉教した住蓮と安楽の存在は、歴史の表舞台に現れることがない。さらに、事件の発端となったとされる宮廷女房たちに至っては、スキャンダルの主として、ただ「松虫・鈴虫」という名で物語の中に伝えられるのみである。

しかし、伝承される語りの中にこそ、表層的な「史実」の背後に隠された人間の「真実」の声が響いているのではなかろうか。

住蓮と安楽の遺跡として、京都東山・鹿ヶ谷の懐(ふところ)に佇む住蓮山安楽寺。ここに伝来する「安楽寺縁起絵」をリニューアルし、寺伝をもとに新たな絵解きの物語を説き始めるのは、「弥陀讃堂」主宰・桝田英伸師である。地獄極楽、六道十界、二河白道、仏伝涅槃、観経法華、聖徳太子から法然上人まで、仏教の世界を余すところなく絵解きの語りに取りあげ、「なりきり絵解き」など華麗なパフォーマンスによって、偶然出逢った人々を見仏聞法の道に導いてきた人物である。

私自身、学生時代に越中砺波(となみ)の真宗別院で聖徳太子や蓮如上人の絵解きに出逢って以来、半世紀にわたって絵解きと結びついた仏教文化の豊かさに魅せられ続けてきた。かつてその絵解きの本場のひとつであった愛知県において、絵解きの伝統を再生する試みを続ける「三河すーぱー絵解き座」(梛野明仁座長)の活動と出会い、やがて研究の成果を社会に発信するステージでコラボレーションするようになったのも、その延長にある。

その中で、桝田師の絵解きは、絶えず創造的な、常に一つの形に止まることを知らないローリングストーンのように変幻自在の絵解きを見せてくれる。2025年春、ニューヨーク・コロンビア大学ザ・フォーラムでの「聖徳太子絵解きフォーラムin NY」では、太子と愛馬黒駒の物語を、ドン・キホーテとロシナンテに見立て、太子版「ラ・マンチャの男」としてニューヨーカーたちの前で演じてくれたのである。

その多芸多才によって、安楽寺に伝わる開基の縁起——住蓮と安楽、そして松虫と鈴虫の悲劇——は、果たしてどのような物語として立ち現れることであろうか。期待は今から嵩じてやまず、想像しながら楽しんでいるところである。

名古屋大学名誉教授・龍谷大学研究フェロー 阿部泰郎

ショート動画

会場・アクセス

安楽寺
京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21番地

京都市バス「浄土寺」「錦林車庫前」より徒歩9分
「南田町」より徒歩4分
※駐車場はございません
弥陀讃堂ホームへ →